というわけで

予定的には火曜日から夏休みですが、実質昨日から夏休み始まりました!!


とはいえ、基本週六で部活だったり、その合間に研修入ったりで地獄なんですが・・・。
結局夏休み中の休日出勤分の振り替えもあまり使えなさそう・・・。



まぁそんな話はさておき、昨日は三年生の最後の夏の大会でした!!


以下長いので「続きを読む」からどうぞ!



会場校は春の市大会ベスト8。
そして初戦の相手は身長175cmくらいの選手が二人いるという情報でしたが・・・実際は片方180cmくらいあってふいたwwwwww


ボクよりでかい女子中学生とか想定の範囲外でした。


試合は第二試合。


向こうの二枚の長身アタッカー対策の練習をしてきたおかげか、175cmの方はいつもの試合どおりブロックができ、たいした脅威ではなく、180cmの方も、決められることはあったものの、ブロックしたりカットしたりで、序盤はリードしました。


中盤で向こうの180cmに連続で決められ、タイムアウトで持ち直すも、逆転できず1セット目を取られてしまいました。


うちの子たちは普段強気ですが、相手が強いことと負けたら引退ということで、若干動きが硬かったように思いました。


2セット目も序盤は先行。
が、やはり中盤から180cmに連続で決められ、負けてしまいました。


たくさんの保護者の方や、卒業生、先生方が来てくださり、応援してくださいましたが、敵わずに三年生は引退となってしまいました。



三年生とは四月から幾度となく喧嘩をしたり話し合いをしてきました。
五月の区大会のときには、三年生同士で大喧嘩して、みんな泣きながら試合をしていました。
その大会後、部長はじめ三年生各員が、表では言わないけれど、やっと信頼をしてくれるようになりました。


ですが、五月末にその信頼を最悪な形で自分が裏切ることとなります。
特に、一番信頼してくれた部長には申し訳ないことをしてしまいました。


それからの約一ヵ月半。
彼女たちの信頼を取り戻せるように、自分の出来ることを一生懸命してきました。


学校内外問わず、様々な先生方に助けていただき、自分のやるべきことがやっとわかり、出来ることを片っ端からやってきました。

今月の三週間で、やっと彼女らの信頼を取り戻せたように思えます。

保護者の方々にも助けられ、なんとか最初の仕事である三年生を笑顔で引退させることが出来たと思います。試合結果自体は負けてしまいましたが、あれだけのチーム相手に、一方的ではなく、一時はリードを奪う試合をすることができ、何よりも、彼女らが団結して一つにまとまれたのも良かったと思います。



全試合見ましたが、うちの初戦の相手と会場校の試合が一番レベルが高かったです。たらればになってしまうけれど、反対の山だったなら、コート決勝までいけたろうなぁ・・・。


そんなわけで、早速会場校と初戦の相手校との合同練習を組ませてもらったのでした。マジ試合会場でお願いしまくるのは、有効なのだわ。



試合後は、最後のミーティング、新キャプテン発表等をし、一・二年生は解散。

三年生とは全試合終了後に地元のバイキングへ。


あいつらマジではしゃぎすぎwww自重しろwwwww


店員「当店のご利用ははじめてですか?では、当店の説明をさせていただきます。」
三年生「よし、行こう!(席を立とうとする)」
やじろ「おk、まずは座って話を聞きなさい。」
三年生「wwwww」
店員「・・・(苦笑)」
やじろ「すみません・・・^^;」
店員「当店は飲み放題、食べ放題で・・・」
三年生「よっしゃーーー!!」
やじろ「おk、落ち着け。」
三年生「wwww」
店員「・・・(苦笑)」
やじろ「すみません・・・^^;」


説明が終わるとあっという間に散っていく三年生。なんだかんだまだ14か15歳、可愛いものです^^


その後、三年生が食べている途中で車まで戻り、サプライズプレゼントを取りに。

女の子うけしそうな写真たてに、前回の日記に載せた、集合写真をいれ、さらに個人個人にやじろー先生からのメッセージカードがついたものをプレゼント。
こういうサプライズ&プレゼントだけは大学のころから得意なんだぜ・・・。

やじろ「みんなとはケンカもたくさんしたけれど、自分が初めて持った三年生だから、なんだかんだ可愛いわけで・・・」
三年生「ちょwwww」
やじろ「なんだよwwキモイとかいうなよwww」
三年生「言わない言わないwww」

いつもの三年生なら間違いなく「キモーイwww」とか照れ隠しでいいそうですが、このときはやたら素直で逆にこっちが焦ったwww

なにはともあれ、プレゼントも喜んでくれ、かつ動けなくなるまで食べまくってくれてなによりです。

普段はなかなかコミュニケーションをとる機会がないのですが、この日は普段あまり話さないセッターの子がアイスを作ってきてくれたり、他の子たちもいろいろよそってきてくれたり、なんか優しくて逆に焦っ(ry

行き帰りの車も楽しく、なかなか普段しないような会話も。
今まで彼女たちは、「先生」とは呼んでも、「やじろー先生」とは呼ばないのですが、最近は呼ぶようになり、昨日はとうとう「これからはやじろー先生のことをやじポンと呼ぼう」とかまで言い出す子が出る始末。
あの子とは最初なかなか意思疎通が出来ず、苦労したものですが、まさか最後はこんなことを言われるとは・・・。あの子の性格・言い方から考えて、あれ何も考えず素で言ってるからなぁ・・・www

一番驚いたのが、三年生の中で一番特殊な性格の子(担任の先生いわく、三回くらい屈折してる性格)までもやじポンとか言い出したり、普通に「やじろー先生」と呼んでくれ、会話の中で明らかに信頼してくれている言動を見せてくれたことでした。最後一人ずつ家まで送っていきましたが、最後はその子と二人きりに。四月を考えるととんでもない状況だwwww普通に会話してるのが奇跡に思えるwwww


そんなこんなで、無事全員送り届けることができました。
一番お世話になった保護者である、部長のお母さんからもお礼のメールをいただいたり、四月にボクのことをバカにする言動をブログに書いてた子が、昨日の日記で「やじろー先生ありがとうございました」と書いていてくれて涙したり。普段絶対にそんなこと言わない子なだけに・・・。


しかし、あれだ。一番成長したと思ったのは、四月の市大会のとき、貴重品袋に貴重品を入れろといっても誰一人入れなかったのに、昨日の大会のときは三年生を筆頭に、全員入れてくれたことだと思うんだwwww

引退はしてしまったけれど、夏休みもちょくちょく部活に来てくれるだろうし、休みが終われば毎日学校で会うだろうから、まだまだいろいろ話すこともあるでしょう。
この夏休みは、彼女たちにやってあげれなかったことを、一・二年生にしてあげ、かつ自分も彼女たちに「お、やじろー顧問らしくなったじゃん」と思ってもらえるように頑張りたいと思います。


うーん、卒業式は今から泣きそうな気がするよ。自分の学年じゃないのにwwwww