世界陸上

男子マラソンがついにメダル獲得キター(・∀・)ー!!メダルは逃したものの、高岡選手
はよく盛り返しました!
一般人はマラソン選手は、女子マラソンでメダルを取った人くらいしか知らないので、今
回の男子マラソンのメダルで、昔のように、男子選手でも知られるきっかけになればいい
ですね。高岡選手は比較的有名だとは思いますが…。
4X100mRは決勝。
予選とは違い、オーダーは末続→高平→吉野→朝原。織田裕二がなぜ「一走末続」と聞い
た瞬間に「ヨッシャ!」と言ったのかはわかりませんが、やはりアンカーは朝原選手でな
ければ。バトンを持つと普段(も速いですが)より速いですから。小学校の頃からリレー
種目に親しんでいる日本人ならではの特徴かもしれませんね。
一走の末続選手は、フライングがあったにもかかわらず、見事なスタートからのコーナー
リングでトップ争いのまま二走・高平選手へ。
正直、高平選手の走りが順位を左右すると思いました。同世代ということもあり、深夜に
もかかわらずつい声を張り上げてしまいました。
トップとはあまり差がつかない状態で三走・吉野選手へ。
吉野選手は末続選手の大学の後輩で、今年から社会人として活躍している選手です。
高校時代は不運に泣いたこともありましたが、東海大入学後に着々と力をつけた選手で
す。何かきっかけがあれば一気に飛躍しそうなので、ぜひこの世界陸上をそのきっかけに
してもらいたいです。
予選は伊東さん絶賛の走りで決勝進出に貢献。高平選手とのバトンパスも決まり、3〜4番
手でアンカー・朝原選手へ!!





ここで痛恨のバトンミス。朝原選手が一回スピードを落としてしまいました。流石に加速
走の途中で減速→再加速は難しいので、うまく加速に乗れなかった朝原選手、頑張ったも
のの八着に。
アンカーへのバトンパス直前まで「イケるイケる!」とかTVの前で盛り上がっただけに、
惜しくて仕方ありません。
しかし、中堅・若手三人が奮起し、アンカーまでにトップ争いに加われたのは収穫ではな
いでしょうか。今回怪我で出れなかった佐分選手などもいますし、有力な若手・ジュニア
選手が多いので、ぜひ頑張ってもらいたいものです。
しかしまぁ、まだ引退はしないで頑張ってくださいよノビー!!

そしてマイル予選。
一走は予想通り金丸選手。日本が世界で戦うには、やはり前半流れに乗るために、一・二
走にエース級を持ってくる必要があります。前回の五輪は、若きエース山口有希選手がい
たのですが、今年は怪我のため出れません。結局アテネメンバーは佐藤選手以外漏れたわ
けですが、やはり二・三走がポイントになりました。二走は成迫選手。正直成迫選手に二
走は合わないと思うのですが、それは高野コーチの判断なので。タイム的にも走りのタイ
プ的にも、二走ではないです。しかしやるからには頑張ってもらうしかありません。三走
は高校時代から県選手権などでよく知っている堀籠選手。今季45秒台突入の期待の人で
す。
この二人が2〜3番手で粘れば、アンカー佐藤選手が2着に入ってくれるはずです。
そしていざスタート!
8レーンの金丸選手は飛ばす飛ばす。2レーン内側のアメリカが迫るも、抜かれず(レーン
なので正確には抜かれてます)に激走。走力的に抜かれてもおかしくないのですが、よく
粘りました。
TVのラップ掲示はバトンを渡したところで止まってしまった(マイルのラップは、バトン
ゾーンの中心の線を通過したところで計る。普通は次走者が通過することが多いですが、
ラップは前走者のものとして計るのです)ので、正確なタイムはわかりませんが、伊東さ
んが言うには45"5くらいとのことなので、ベストの走りをしてくれたでしょう。二走の成
迫選手は、どちらかというと後半型なので、オープンになった時にもう少し前に出て欲し
かったです。エース級がくる二走では、前に出るとペースに乗れ、若干走力が落ちる三走
以降も前で粘ってアンカー勝負に持ち込めることが多々あります。なので多少無理してで
も前に出て欲しかった。ここで四番手になったのが厳しかったですね。堀籠選手も前半自
重した(ように見えました)割には後半伸びず、そのままアンカーへ。アンカー佐藤選手
も得意のラストで追い込んだものの、結果は四着。
レースの流れに乗り切れないまま終わってしまった感が否めませんでした。金丸選手が前
の方で来ただけに、二・三走に頑張って欲しかった…。しかし、今回は若手中心のメン
バーだったので、いい経験になったのではないでしょうか。ここに山口選手や、今回走れ
なかった井上選手もいますし、ロングスプリント陣もショートスプリント陣に負けないく
らい楽しみです。
あとは44秒台のエースさえいれば…。
しかしまぁ、相変わらず織田裕二のコメントは耳を疑うものが多いですね。「四継優勝タ
イムと日本のタイム差が一秒ないのがすごい」ってあんた…

大阪はぜひ見に行きたいなぁ…。