アイシールド21

デビルバックファイア吹いた。
セナの次に見せ場があるであろう男、モン太。ギャグキャラなのにかっこいいシーンはセナの比じゃないと思うんだぜ。
しかし、彼は活躍の割に、「必殺技」みたいなものがなかったわけですよ。あくまで「キャッチ」一つで勝負してきたわけ。
一休は超バック走があるし、鉄馬はキッドとのショットガン。桜庭はエベレストパス、仲間の雪光はオプションルート。
という風に、準主人公並の活躍の割に、いつもキャッチMAXだったわけです。
が、ここにきてついに必殺技、「デビルバックファイア」完成ッ!


どんなものかというと、守備時、相手クォーターバックのパスをカットするため、もしくは攻撃時に相手CBにパスカットさせないように、空中で振り向かずにキャッチする超離れ業。
普通は後ろの球なんで見えないけど、モン太は野球部時代から、そしてアメフト部に入ってから何万回とヒル魔のパスを受けているので、「弾道が見える」のでありますよ。
まぁ結構やりすぎな技だと思うけど、でも「経験則で編み出す」ことは可能だとは思う。もっとも、高見のパス見えたのはすごすぎだけどw


陸上でも、練習でやるリレーのバトンパスや、マイルのバトンパスで同じような経験あるし、オレは結構納得できたなぁ。
モン太は自分でも言ってるけど、「自分にキャッチの才能があるとは思ってない」わけで、そういう点でも、練習に練習を重ねた成果で獲得した技術だという点がいいね。
ヒル魔のオアスは直線弾道だし、結構可能だとは思うんだよな。がしかし、これはキャッチもそうだけど、クォーターバックの超絶コントロールの賜物でしょw
この漫画のクォーターバックはなんといってもコントロールがすごすぎですからあああああああ!!


なんでもないものからすごいものまで、なんでも名前付けたり、漫画ということを生かしてそれにあった効果を入れたり、欲できてる漫画だよなぁ。スラムダンクキャプ翼を混ぜたらこんな感じなんだよきっと。


ただ、これで桜庭が負けて終わりなんてことはないと思うので、あくまでエベレストパスの対抗策が出来たくらいなんだろう。ようは互角に戦えるようになったということ。
次はセナVS進の方かな・・・。