薔薇乙女たち

水銀燈「あらぁ、ヤジローは素敵なお買い物をしたのねぇ。水銀燈もお買い物したいわぁ。そうたとえば、スペアパーツとかかしらねぇ?」
翠星石「きょ、今日の水銀燈はおっかねーですよ・・・!!」
蒼星石金糸雀の一言がよほど頭にきたんだろうね・・・。」
雛苺「上半身が飛んでて下半身は歩き回ってるのよ〜・・・・・・怖いの・・・。」
真紅「人形をやめているわね・・・。」
金糸雀「傘・・・・カナの・・・カサ・・・がぁ・・・かしら・・・。」
ピチカート「orz」
水銀燈「うふふふふふふふふふふふふふぅ。」
翠星石「こ、こわすぎですぅ・・・!!」
蒼星石「な、なんとか怒りを静めないと!」
雛苺「そうだなの!スペアパーツを欲しがってたから、ハンズでスペアパーツを買ってきて、それをあげればいいの!」
真紅「それは名案なのだわ。早速行って来て頂戴、雛苺。」
雛苺「りょーかいなの!」
金糸雀「カナの・・・・・・カサぁ・・・かしら・・・。」
ピチカート「〜〜〜・・・・・・・・・。」
水銀燈「はぁい金糸雀、これあなたの傘よぉ。」
金糸雀「!?た、確かにカナの傘かしら!でもどうしてかしら・・・?」
水銀燈「うふふふ、実はねぇ、ちょっと金糸雀を懲らしめてやろうと思ってぇ、摩り替えたのを遠投したのよぉ。もう懲りたみたいだから本物を返すわぁ・・・。」
翠星石「だ、騙されるなですぅ!きっとそれは傘型爆弾かなんかですぅ!死んじまうですよ!?」
蒼星石「さ、さすがにそれは・・・けどなにかあるかも・・・。」
水銀燈「そ、蒼星石までひどいわねぇ!そんなことはこれっぽっちもないのだわぁ。それは傘の持ち主の金糸雀が一番わかるわよねぇ?」
金糸雀「確かにこれはカナのカサかしら。間違いないかしら!!」
ピチカート「〜!!!」
水銀燈「でしょぉ?」
金糸雀水銀燈・・・・ごめんなさい。カナがちょっと言いすぎたわ。これからは気をつけるかしら。」
ピチカート「〜〜〜。」
水銀燈「わかってくれればいいのよぉ。」
真紅「なるほどね。金糸雀を反省させるためのトリックだったというわけなのだわ。くんくんのクラスの名探偵犬じゃないとわからないくらいの鮮やかさなのだわ。」
翠星石「この人は何言ってやがるですか・・・。」
蒼星石「あ・・・でも雛苺はもうハンズ行っちゃったよね・・・。」
翠星石「あ・・・・。」
雛苺「ただいまなの!スペアパーツ買ってきたのよ!水銀燈、これで機嫌直してなの!」
真紅「・・・・・・(マズイのだわ・・・)。」
水銀燈「えぇ?すぺあぱーつぅ?お腹のってことかしらぁ?・・・・・・へぇ、そうなのぉ・・・。」
雛苺「そうなのそうなの!これでもうお腹スースーしないのよ!」
翠星石「・・・・・・(おばかイチゴ!)。」
蒼星石「・・・・・・(ちょっとマズイんじゃ・・・)。」
真紅「・・・・・・(今のうちに逃げるのだわ)。」
水銀燈「・・・・・・ひぃなぁいぃちぃごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
雛苺「な、なんで怒るの〜!?ヒナ悪いことしてないの〜!!いたっ!痛いの!やめてなの〜!!!!!羽毛やめて、やめて羽毛なの!」
水銀燈「今日はあなたもおしおきよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
金糸雀「やっぱりカナにはこのカサがなきゃだめかしら?」
ピチカート「〜〜!!」



それではまたあしたも、よろしぃぃぃぃぃっくんくん!!!!!