ローゼンメイデン・トロイメント 最終話 『少女』

とりあえず放映開始30分前から全裸で正座して待ってます。

さて、ついに来ましたよローゼンメイデン・トロイメント最終回!!
さっそくいってみましょう!!


前回、最愛の翠星石(と金糸雀)があぼーんしてしまったわけですが、一体どうまとめる気なのでしょうか。
全員復活ENDはあるのか、それともまったく別のエンディングになるのでしょうか。


ということで、開始早々真紅VS水銀燈キター!!

真紅様マジ強いです。
それにしても、最終回になるとなぜ格闘戦をしたがるのか真紅様・・・。

あと少しで銀ちゃんが落ちそうなとき、妹の薔薇水晶がお姉ちゃんを助けます。
ここでヘッドロック解除。

そして薔薇屋敷の中へ。

アリスゲームについての問答をするわけですが、水銀燈の言っていることの方が正論に思えました。というかですね、二期の真紅は偽善臭が漂いすぎなんですよね。脚本とはいえ、ちゃっかりローザミスティカゲトしてますし。だけど、確かに一期で姉妹を倒すという痛みを味わったのも真紅だけなのです。そういうことを考えると、難しい部分ではあるんですけどね・・・でもちゃんと答えを見出せないまま最終回まで来てしまったのは如何なものかと・・・。

っと、一方、JUMくんが薔薇水晶のスペースゴジラ攻撃で水晶に串刺しに!!!!


されていませんでした。

場面は戻りまして、真紅と銀ちゃん。
真紅の「戦いたくない」発言に対し、



「じゃあみんなでおままごとみたいに仲良くしろってい


うのぉ!?冗談じゃないわよぉ!」
と言い放つ銀ちゃん。
すみません。
あのですね。


それ、とても見たいです♪



これって実際視聴者の声でしょう。以前も言われていましたが、ローゼンメイデンはやはり日常パートが非常に面白いのです。で、アリスゲームを無くし、人形同士のドタバタメイン、水銀燈はときどき意地悪しにくるお人形、という設定にすれば日曜日の朝に放映できると言われていましたw

とまぁ、銀ちゃんはそれは嫌なようですね。

そんな感じでゴジラキングギドラが問答していると、スペースゴジラが不意打ちをしてきました!!!!

逃げて銀ちゃん!
逃げれば真紅。

 「うごばぁ!?」
 「真紅・・・あなたを倒すのは・・・わた・・・」
 「死!?」
 「ジャンク!?」
 orz


なんと、「お前を倒すのはこの俺だ!!」的な発言をし、真紅をかばってしまう銀ちゃん!!どこぞのライバルキャラみたいです・・・・。そして、そのまま召されてしまうのです・・・。


水銀燈の中には、自分と蒼星石の分の、二つのローザミスティカが。
蒼星石のは、翠星石のにひかれ、薔薇水晶へ。銀ちゃんのは真紅の方へ。
これでバーニングゴジラVSスペースゴジラの頂上決戦となるわけです。
ほいAパート終了。



は、はやい!!!???


これは本当に終わるのでしょうか・・・。前期最終回のAパートは、ちょうど真紅の引っこ抜けた腕が戻ったところでした。その後奇跡であそこまでまとめることが出来たのですが・・・なんかそれは厳しそうです・・・。


そんな感じでBパートへ。

さて、ついに真紅VS薔薇水晶、アリスを決める最後の戦いです!!
激しい攻防の中、雛苺の苺轍、銀ちゃんの黒龍波を放つ真紅!一方、薔薇水晶金糸雀のヴァイオリンで身を守り、翠星石の如雨露で黒龍を相殺、そして蒼星石の鋏で斬りかかります!!


うーん、まさにロックマンの法則。

この辺の動きは凄いよかったですね。作画自体は最終回でもローゼンクオリティなんですけど。
と、薔薇水晶のスキをつき、真紅がついに、ついにマウントボジションをとります!!


おおっと、これはついに真紅アリス誕生の瞬間か!?

真紅「俺のこの手が真っ赤に唸る・・・」


え、真紅さん!?まさかその技は・・・!?

ゴッドフィンガーですか!!??

まさかあの最強奥義が使われるとは!!
実は、アリスゲームにはルールがあったのです。
そう、アリスゲームのルールその1!!


ローゼンメイデンは頭部を破壊された場合、負けとなる!!


ってまんまGガンダムじゃねぇぇかあああああああああ!!!


が、真紅の手が薔薇水晶を倒せと轟き叫ぶ前に、JUMが「やめるんだ!」と叫びます。
もう戦うなと。これ以上そんなことをしてどうすると。そんなお前たちをもう見たくないと・・・・。
そりゃそうです。翠星石の笑顔が見られないこんな時代なんて・・・・orz

真紅もJUMの言葉に冷静さを取り戻し、ハイパーモードを解除。
お、こりゃ意外な展開か、と思った、その時!!!!


ぐさり。



( ゜д゜)


(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゜д゜)


(つд⊂)ゴシゴシ

    _, ._


(;゜ Д゜) …?!


え、ちょ、え!?
え・・・?
え!?ええ!?
し、真紅死亡確認!?再起不能!?
 「これでわたしが・・・アリス。そう、今日から蟻水晶・・・・。」



薔薇水晶可愛いな・・・てそれどころじゃないよ!!真紅が負けた!?これはいよいよ展開がわからなくなってきました!!

そこへお父様が登場です。

「おめでとう薔薇水晶。これでキミがアリスだ。私の人形が勝ったんだ。これで、私はローゼンよりも優れていることが証明された。」



!?


ローゼン「よりも」!?

なんてこったいこんちくしょう!!なんとエンジュ先生は、ローゼン本人ではなく、その弟子だったというじゃないですか!!
そして薔薇水晶は実は薔薇乙女ではない、海賊版だったのです!!
なるほど、だから色・服装・眼帯が違ったんだね。瀬川先生はただの反転ミスとか言ってたけど、やっぱ意味があったのか・・・!!
つーか時間残り少ないけど、どうなるのよ・・・。

と思った、そのとき!!!!!!!!!!!!11


ど、どうした!?
 あ、両目あったんだ。
 「お・・・父さま・・・」
 !?
 薔薇水晶・・・・。


海賊版フィギュアだった薔薇水晶は、純正の薔薇乙女が持つローザミスティカ六つの負荷に
耐え切れず、崩れてゆくのでした・・・・。

そして光に包まれ、崩れてゆく薔薇水晶とともに、エンジュ先生もまた、消えてしまいました・・・。ラプラスも、「ごめww俺全部知ってたんだけどねwww」と言い、何も出来ないJUMに、「ネジを巻いただけの少年よ」と言い残して去りました。
残されたのは。薔薇乙女たちの亡骸と、JUMのみ。


なんと、ローゼンメイデン・トロイメントの結末、「トロイメント」の意味するところは、「全員復活」のような夢のようなものでもなく、「夢オチ」でもなく、薔薇水晶含めた全員が死亡するという、「全滅END」だったのです!!その旋律は悪夢のように・・・orz


何も出来ないJUM。薔薇乙女たちの破滅を食い止めることができませんでした。
そこでJUMは叫びます。
ローゼンに向かって。
「こんなのがお前の望んでいたものなのか」と。

うわ、ひでぇ結末だ・・・orz
しかし、JUMの必死の想いが通じたのでしょうか。なんとローザミスティカと共にローゼン降臨!!
マジか。
でもそうでもしないとこの事態収集できないもんね。
そして、場面は第一話の冒頭に・・・・。



ローゼンは真紅に何事かささやき、姿を消しました。
目覚めた真紅、目の前にいるのはJUM。
JUMに向かい、真紅はこういいます。
「お父様の夢を見た」と。
「ああ、聞いてたよ」とJUM。
ローゼンは真紅に、戦いではなく、別の方法でアリスを目指せ、と言ったそうです。


お父さん、もっと早く言ってください。


なお、水銀燈薔薇水晶に倒された時点では、

おなかがありません。ですが、今回はちゃんとお腹も作ってもらえました。
よかった・・・よかったねぇ・・・。
他のドールも復活ですお。

ですが、全員復活したわけではありません。
今回、ローゼンにより再び命を与えられたのは、水銀燈金糸雀翠星石、真紅のみ。
イレギュラーの薔薇水晶によって倒されたものたちだけなのです。
蒼星石雛苺は、水銀燈に倒されたのと、寿命(正確には真紅に倒された)だったので治してはもらえませんでした。戦い以外でアリスを目指すというのに、アリスゲームの中で倒された人形は直してくれないのね。仕方ないけど・・・。

そして、すべてが終わり、桜田家に戻るJUMと真紅。

くんくんが始まってしまうので早く帰らねばなりません。
カナは無事みっちゃんのもとへ、翠星石桜田家にちゃんといます。

蒼星石雛苺、この二人は桜田家に残るようです・・・・。まぁヒナはトゥモエの元にいくのかもしれませんが。
銀ちゃんはというと・・・

ちゃんとめぐのところに戻ってきました。よかった。お腹直ってちゃんと暮らせるものね。
そしてウサギさんは・・・
 「さて、ここに種も仕掛けもないローザミスティカがあります・・・」

あれ・・・誰かいるよね?

 !?

げ、原作版薔薇水晶!?

原作版だよね?ちょっと右目のデザインが違うけど・・・

薔薇がのびた!!やっぱそうだ!!

なんと、本当の第七ドール、「薔薇水晶(ただし原作ではまだ名乗っていません)」がアニメの方にもいたのです!!

や、いままでどこにいたんだよ。

薔薇水晶ローザミスティカを奪われていたのかも、と考えられますが、偽薔薇水晶崩壊時にローザミスティカが放出されていないのでなんともいえませんね。

なお、今日シャマさんと話していて、薔薇水晶の話をちょっとしたのですが、彼女、アニメと原作では大分違います。
いくつかあげると


・眼帯が逆(アニメ左、原作右)→ただし、原作版は眼帯ではなく、右目の眼窟に、目玉の代わりに薔薇がおさまっているのです。そこから薔薇が伸びたりするんですね。アニメに出てきた原作版は眼帯してましたけど。

・服装が違う(原作の方が露出高い!!)

・服の色が違う(アニメ紫、原作白)→これは、「薔薇水晶<ローズクォーツ>」という宝石の特徴なんですが、普段は白(無色透明)なのが、光の加減で紫色になるんです。多分理由はそこからだと思います。

・原作の薔薇水晶は実体を持たない
こんなところでしょうか。なお、原作の薔薇水晶は、貞子的な怖さを秘めております。現在実体を手に入れるため、雛苺を食べてる途中です。


っていうか、これって原作知らないと意味わからないじゃないですか・・・。

でまぁ、そんな感じで、EDに向かうわけです。



さて、無事終わることが出来ました。
エンジュ先生が偽者だったということで、本当のアリスゲームは行われませんでした。
ですが、それでも姉妹同士で戦った結果、亡き者になった二人は帰ってはきませんでした。
全員復活でもなければ、夢オチでもなく、全滅でもない。
それ以外の結末を出したことは、一応評価できると思います。
割とまとまっているとも思いますよ。もちろん、本物の薔薇水晶だの、偽薔薇とエンジュはどうなったのかとか、ローゼン今までなにやってんのぉとか。
きっと、その辺で最低だという評価を下す人もいるでしょう。
あと一話あっても、もう少しキレイになっただけで、結末に大差はないと思います。
でもまぁ、7話までギャグを引っ張った割には、マシだったんではないでしょうか。
これで仮に全員復活とか、夢オチとか、全滅とかになったとしても、文句を言う人はいっぱいいるでしょう。もちろん自分もです。
というか、戦犯花田十輝も言っていましたが、一期があまりにもまとまり過ぎてしまったんですよね。やはり戦犯の監督も、二期はやるつもりなかったと言いますし。
そう考えると、まぁこんなものなのかな、と。
自分個人としては、エンジュが偽者だった、薔薇水晶海賊版だった、という点は驚きました。ちゃんとデザインの違いの意味もあったわけですし。
元々ファンの声が強くてやるはずのなかった第二期をやったのですから、この程度なんだと思います。話自体はいうほど悪くないとは思いますよ。それでも批判は出るでしょうし、というか出ない作品などないので、それは全然構わないと思います。
ただ、頭ごなしに否定するのではなく、ちゃんと作品の背景、話自体を客観視して、良いところは良い、悪いところは悪い、というべきだと思います。レビューって基本的に悪いのは悪い、良いのは良い、のパターンな気がしますので。
まぁ、そんなことを言っても、ようは自分が楽しめたかどうかですよねー。
自分は十分楽しめました。もちろんいくつか書いていますが、納得できない部分などもありますけどね。

ただ、三期に続きそうなのが不安です。ラプラスやエンジュなどのJUMに対するセリフから、今度は再びJUMの話に繋がりそうですし、それぞれがアリスになるためにどうするのか、なども描けてしまうからです。また、原作版薔薇水晶の登場、原作どおり蒼星石は退場、雛苺はまだ原作では退場していませんが、退場しそうですし、割と原作に近くなって終わりましたよね。桃種先生が監修なので、その辺は作者の思惑があるのかもしれませんが・・・。
とりあえずは、ファン感謝祭で何かありそうです。いければいいですけど。

まぁあれですね、なんだかんだ毎週楽しみにしてたので、終わってしまうのは寂しいものがあります。これで舞-乙HiMEや他のアニメ見れますけどw
つーか勉強しろよ勉強。

ということで、長くなりすぎたので今日はひとまずこの辺で。また明日以降、思ったことがあったら書いていきたいと思います。
とりあえず、三期やるなら監督とメイン脚本を変えてくださいね♪


最後に、
本日の被害者

いなくなってみると、悲しいですね・・・。