ツンデレがいっぱい

んでね、研究授業のあとに、別のクラスが最後の授業だったのだね。
ここは非常に元気のよいクラスで、最初は押されっぱなしだったわけだけれども、授業を重ねるごとに慣れ、今日は生徒の無駄話の受け流し方、ちょっとふざけた話や突っ込みへの切りかえしなど、ずいぶんと自然に対応できるようになりましたとさ。


んでまぁ、最後終わる時、一言挨拶をしてたら、いつもふざけて茶々いれる生徒がですね、予想外のことを言ってくれたのですよ。
その子はまぁクラスノムードメーカー的男の子で、いつも自分のことを、今回の実習で扱った小説に出てくる登場人物の名前で呼んで来るのですね。
ところが、最後の最後で名前でちゃんと呼んでくれ、「やじろー先生、来年先生になってここに来てよ」と言ってくれたのですよ。
そしたら、他の子も言ってくれたとですよ。


「受かってもここにこれるかはわからないし、中学で希望だすけど、ひょっとしたら高校に行くかもしれないですぅ」と言ってみると、「えー!」とか「やだー」とか言ってくれるとですよ。今日の授業で「先生最低だね!」と言った女生徒まで。やはりあの子はツンデレらしい。


とまぁそれはさておき、嬉しいこと言ってくれるじゃないですか。実習まだ終わってないけれど、教育実習を受ける際、実習担当の先生に、

  • 「教育実習が終わるとき、生徒に"先生、本当の先生になってね!"と言われなければ意味がない」

といわれたわけだけど、なんとか達成できたなの。
いやまぁ、まだあと一日あるわけだけど、もう終わってしまうのが寂しいなぁ・・・。ま、明日はうちのクラスとそのクラスとで、ドッジボ−ルをするので、その時にボクの想いをボールに込め、全員ローザミスティカ砕いてやるさ。


東京受けるのは生徒には言ってないけれど、もし今年落ちてしまったら、来年は横浜受けるのも考えていいかな・・・。